ロナルド・ザラディン
文芸学、メディア学、ポピュラー・カルチャー、ジェンダー学
(専任研究員, 2016年8月1日 - 2017年12月31日)ロナルド・ザラディンはトリア大学で日本学、社会学そしてドイツ文学を学び、その間に文部科学省からの奨学金によって、数年間にわたり、日本で研究を進めた。2014年トリア大学で博士の学位を取得。博士論文では、若年男性向けライフスタイル雑誌が描いているジェンダーを分析した。トリア大学、ケルン大学そしてウィーン大学において、教えながら研究を続け、2016年8月からドイツ日本研究所で専任研究員として活動している。
研究対象を人文科学の枠組みで分析し、文学とメディア学と社会学の知識に基づいた学際的研究を行う。主な研究対象として、現代文学とポピュラー・カルチャーと視聴覚および印刷メディアを取り上げる。それらの作品で、ジェンダー構築やライフスタイル、若者文化とサブカルチャーや日本の社会的変更及び発展等を分析する。ドイツ日本研究所に赴任後の新しい研究プロジェクトとして、仕事と職場における多様性が公共ディスコースでどの様に議論されるかの分析を取り上げている。