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Deutsches Institut für Japanstudien
マティアス・フーバー

マティアス・フーバー

マティアス・フーバー
2016年10月 〜
(奨学生, 2016年10月1日 - 2017年6月30日)

huber@dijtokyo.org

コンテキストにおける職場の満足:日本の多国籍組織における職場の満足に関する質的分析

日本の職場満足度は世界最低水準であると言われている。多くの研究者は、日系多国籍企業の人事労務管理であるフレックスタイム制や非正規雇用、成績給に変化がみられることを示唆している。なぜならその新しい労務規範は終身雇用と年齢給という日本の伝統的な軌範に矛盾するので、働き手が不慣れなシステムを強要された様になって、現場をネガティブな方向に導きかねない。実際に多くの定量的な研究では、そのような両者の関係を指摘している。他方で、定性的な手法は定量的な手法よりも、掘り下げる分析が可能となるため、手法的な調査が必要だと言う組織学者もいる。日本の組織文化に関する質的研究は、いくらか存在するものの、研究量としては十分でなく、今後明らかにされなければならない課題が多く残されている。これまでの先行研究の隙間を埋めるため、本研究は日系多国籍企業に焦点を当て、定性的な分析手法を用いて、職場満足と組織文化とを組み合わせて調査を行う。研究の第一部は、企業の人事部門での参与観察である。私は組織の構造とプロセスを深く調べるために、部門の日常業務を観察する。取り分け、人事部門と経営のうち、職場満足度のトピックに関するの視点を調査する。研究の第二部は、組織の従業員20-30人を対象に実施するインタビューの結果をもとに、分析を行う。本調査では、実際に従業員と接触し、職場満足について聞き取り調査を行う。