Deutsches Institut für Japanstudien nav lang search
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Deutsches Institut für Japanstudien
Michael Dietrich

Michael Dietrich

Michael Dietrich
2022年9月 〜

dietrich@dijtokyo.org

ディートリッヒ・ミヒャエルは、2017年から博士課程で、近世日本の地方支配の文脈における知識生産の空間と学問の発展について研究している。加賀藩を事例として、17世紀末の地方知識社会の発展における学者の地域間ネットワークと、「好学大名」の役割について調査している。17世紀末を研究対象としたのは、近世学問の形成期としての重要性に基づいており、その学問体系と思考様式は、19世紀後半まで有効であり続けたのである。
研究の中心は、地方の社会・支配構造における学者の位置づけ、および学者と学問の振興戦略に関する問題である。このように、社会政治的・構造的背景の重視や地域的展開の重視を求める現在の知識科学史研究の流れに適うような研究を試みているのである。また、特別に作成したデータベースを用いて、学者、家老や大名など、中心人物の広範な人的関係をマッピングし、学術的なネットワークを特定・分析していく。