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Deutsches Institut für Japanstudien
イベント
2020年3月19日

デジタル時代のアクティブシニア – ディジタル化は高齢者の社会参加をサポートできるか  ー 延期 ー

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2月27日に予定している下記イベントを延期させていただくこととなりました。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ならびにご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本とドイツ両国において年々高齢化率が上昇傾向にあり、その支援策について様々な議論がなされています。上昇している高齢者の数に伴う社会要望にも拘らず、彼らの社会参画とソーシャル・インクルジョンには様々なハードルがあります。核家族化や独り暮らし高齢者数の増加、都市環境においてコミュニティー参加者の減少傾向などがその例に挙げられます。コミュニティー参加並びにソーシャル・インクルジョンはアクティブ・エイジングにおいて非常に重要な存在でしょう。コミュニティー活動への高齢者の積極的な参加を促進することは、高齢者自身のみならず、コミュニティーそして社会において非常に良い効果が期待できます。このような現状の中、デジタル化とインターネットなどへのアクセスビリティーは高齢者にとって社会との接点を持てる機会を与えると思われます。ですが、このようなメリットを高齢者に十分に受け取ってもらうためには、革新的技術が社会において普及し、高齢者が積極的にそれらを利用することが求められます。そのために、高齢者のデジタル・リテラシー向上支援策は非常に重要かつ必要な政策になってきています。このような背景のもと、本シンポジウムは情報化社会においてアクティブ・エイジングが持っているハードルやポテンシャルを議論することにその目的を置いています。特に、日本やドイツのようにすでに高齢化が進んでいる国で、情報通信技術が、高齢者の社会参加において情報通信技術の恩恵を確実に受けられることに焦点をあてていきます

使用言語:日本語・ドイツ語 同時通訳予定