Deutsches Institut für Japanstudien nav lang search
日本語EnglishDeutsch
Deutsches Institut für Japanstudien
「パンデミック時代前後における親密圏」
© DIJ/UWA

ダウンロード

場所

ドイツ日本研究所(東京)(アクセス

Co-organizer

Supported by

Friedrich-Ebert-Stiftung

登録情報

This is a past event. Registration is no longer possible.


Please subscribe below to stay informed about our research activities, events, and publications:

    Choose Subscription:

    = required field



    「パンデミック時代前後における親密圏」

    2022年11月5日

    共同主催者 

    コットマン・ノラ(ドイツ日本研究所、東京)、吉田亜紀子 (ウィスコンシン大学ホワイトウォーター校、ウィスコンシン、客員研究員、ドイツ日本研究所、東京)、デールズ・ローラ (西オーストラリア大学、パース)

    発表の概要

    要旨

    COVID-19の大流行から3年が経過し、ウイルスとその政治的、経済的、公衆衛生的変化が、一様ではないにせよ、社会に大きな影響を与えたことは明らかである。

    コロナに対する政治的、公衆衛生的対応によって課された制限によって、社会的交流が抑制され、身体的な動きも制限された。そして、快適な空間、親密な場所としての家庭の機能と経験を維持することが困難になってきた。

    社会的距離、「3密」(密閉・密集・密接)のような隔離の要件とそれに伴う制 約は、育児、仕事と生活のバランス、恋愛関係の形成、 経済状況、夫婦、恋愛、連帯関係の質といった親密な関係においてさまざまな課題(そしておそらく機会)を生んでいる。さらに、これらの課題が及ぼす影響は、ジェンダー、社会階級、職業(リモートワーカーと非リモートワーカー)、性的指向、婚姻とパートナーシップの状況、民族性、移住の状況、社会的ネットワーク、生活形態等によって、不均等である。

    本ワークショップでは、2021年1月に実施した大規模調査の結果に基づき、日本におけるパンデミックの独身者への影響を探るいくつかの論文を紹介する。これらの論文は、量的および質的データを用いて、パンデミックがシングルのさまざまな個人的関係や関係性の実践に及ぼす影響を探るものである。

    それと並行して、パンデミックとそのグローバルおよびローカルな影響が親密な関係、(ソロ)社会性、社会空間へ及ぼす現在進行中の予期せぬ多面的影響について、多角的な研究(進行中を含む)を発表し、議論していく。

    発表は日本語または英語で。 通訳あり(ディスカッションやQ&Aセッション)。

    発表者 (順番未確定)

    デールズ・ローラ (西オーストラリア大学、パース)

    平森大規 (法政大学、東京)

    釜野 さおり(国立社会保障・人口問題研究所、東京)

    コットマン・ノラ (ドイツ日本研究所、東京)

    鈴木七海 (お茶の水大学、東京)

    王紫璇(オウ・シセン) (京都大学、京都)

    吉田亜紀子 (ウィスコンシン大学ホワイトウォーター校、ウィスコンシン)

    南後由和(明治大学、東京)