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Deutsches Institut für Japanstudien

フランツィスカ・シュルツ

日本学、中国学
2012年3月 〜
(奨学生, 2012年3月1日 - 2013年2月28日)

schultz@dijtokyo.org

博士論文研究要旨

ワーキングタイトル:日中政治ショックと日中経済関係への影響
東アジア諸国の中で日本と中華人民共和国の二国は政治的にも経済的にも最も力のある存在と言える。 したがって、日中関係はアジア太平洋地域の経済、 政治に大きな影響を与える。

日中の外交の歴史は長いが、問題のない時代はまれにしか起こらなかったと言われている。 にもかかわらず、両国関係が不安定な時代でも、商業活動をはじめ、日本と中国の経済関係は深かった。両国の経済関係が多岐にわたるようになり、今なお日本の最重要貿易相手国は中国である。 これは、現代の日中間の貿易による相互依存の深まりを考えれば妥当だろう。 それでもなお、外交問題は存在し続け、数年ごとに政治ショックでという形で発露する。

本論文では、政治ショックが日中経済関係にどういう影響を与えるかということについて考察する。 現在ここに関係してくると思われる日中外交問題のテーマは

  • 日中貿易
  • FDI
  • 日中経済関係に連関性のある人材交流(観光とサミット)

であり、これらが日中経済関係にどんな影響を与えるかを綿密に研究し、さらにそれが一時的なのものか、あるいはその後長期に続く影響か、という観点から分析する。
論文制作にあたっては、日本国内に滞在する機会を生かし、広範の取材
活動、さらには、日中関係の専門家・研究者から意見を聴いて行く。