フランチェスカ・ロマーナ・レルツ
舞台芸術、宗教学
2026年5月
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フランチェスカ・ロマーナ・レルツは、トリーア大学の博士課程に在籍する、教育・研究助手です。研究対象は舞台芸術、宗教学、パターン理論など多岐に渡り、特に能楽とその理論的基盤に焦点を当てています。
博士論文では、密教および禅仏教の影響が、世阿弥の能楽論における主要な概念の形成にどのように現れているかを研究しています。この研究は、能舞台におけるパフォーマンスと、能の理論テキストにおけるパフォーマンスとの関係を明らかにすることを目的としています。世阿弥は、仏教的なパターンや儀礼構造を再構成・再利用することによって、能の美学と実践を表現するための新しい概念を生み出しています。特に本研究では、役者の訓練や上演の実践的側面(作品創作、音楽、舞)に注目しています。
DIJでの研究滞在中、フランチェスカ・レルツは能楽論の写本調査のためにアーカイブ研究を行うほか、舞台芸術や宗教学の研究者、および能楽師との交流を通じて研究をさらに発展させる予定です。