メーゼンヘラー・メナ
社会学、科学技術社会論、比較研究
2026年2月
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メーゼンヘラー・メナはデュッセルドルフ大学の博士課程に在籍しており、科学技術社会論および比較研究を専門としています。研究テーマは、主に人口高齢化が進む社会において、テクノロジーの導入が社会生活にどのような影響を与えるのかを明らかにすることです。博士論文のタイトルは「An Analysis of Changes in Social Practices Caused by Technology in Japan」です。
本研究は、日本における日常的なデジタル化を対象とし、特にスーパーマーケットに導入されているセルフレジに着眼しています。これらの技術が社会構造および個人の生活にどのような影響を及ぼしているのかを分析解明し、社会的実践の変化や社会的な孤立化に焦点を当てています。さらに、政府関係者、学術研究者、産業界がどのように日常生活のオートメーションを共同で形成しているのかを検討します。最終的には、高齢化が進むドイツとの比較を通じて、日本の現在の戦略がドイツにとってどのような示唆を与え得るのかを明らかにすることを目的としています。
ドイツ日本研究所での滞在中、メーゼンヘラー・メナはセルフレジ利用者を対象としてグループインタビューを実施し、これらの技術が日常的な社会生活にどのような影響を与えているのかを分析していきます。また、店舗内で実際にセルフレジ使用を調査していきます。これまでに東京、大阪でデータ収集を行っており、現在は主に日本の地方都市や郊外などにおける調査に重点を置いています。