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Deutsches Institut für Japanstudien

ヴィンセント・レシュ

ヴィンセント・レシュ
日本学、社会学

lesch@dijtokyo.org

高等学校教育と非正規化 ー 高等学校における教育活用と高卒の進路

 現代日本の職場ではパート・タイムやフリーターなど非正社員の仕事が増え、年功序列制度又は、生涯雇用が過去の産物になってしまった。同時に学歴社会から学習資本社会への移行を見て取ることが出来る。この偉大な変化の時代に労働と教育、両領域が交わるポイントで表面化して来る3つの事象がある。

第一にパーフォーマンス・プレッシャーが高くなったことが挙げられる。それは特に、若者の労働に対して影響を及ぼしている。次に格差社会が拡大していること、そして労働状況の多様化である。

 グローバル化や少子高齢化など社会の急激な変化に直面する中で、教育システム(学制)も様々な問題をはらんでいる。良い就職をすることが深刻に困難になっていく現状にありながら、教育機会は平等に与えられておらず、それどころか学歴での成功が、期待通りの結果を生む時代が終わってしまったのである。

このように充分に教育機会の無価値化で低賃金労働や不安定な就業、さらには失業を生む可能性が高い。日本の教育水準は一概に高いといえるが、教育の活用は個々の児童生徒によって差がある。家庭の所得や教育レベルなどを含めて、多くの関連がある。本論文では、そのような児童生徒の社会的・経済的背景をもとに、日本の高等学校で行われる教育の活用又は進路指導、卒業後の進路を分析する。

発表

2017年10月25日
School’s out Forever – Examining Career Guidance and Transition Mechanisms at Japanese Senior High Schools. School’s out Forever – Examining Career Guidance and Transition Mechanisms at Japanese Senior High Schools.

2016年12月13日
日本の専門学校又は高等専門学校の教育活用と卒業後の進路. 早稲田大学 ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学科&早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(連携) インターナショナル・ワークショップ「Diversity in the Japanese Labor Market: Challenges and Opportunities」 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科.

2016年7月19日
日本における教育活用と卒業後の進路. ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学科&早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(連携) インターナショナル・ワークショップ「How Japan works: Risks and Opportunities of a Diversifying Labor Market」 ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学科.

2015年4月16日
日本における不登校・理論と実際. ベルリン自由大学 東アジア研究所日本学科  第五回日本学学生発表会.

2014年11月23日
日本における不登校問題について. 協力機関: 現代日本社会科学学会 (VSJF)の日独会議「現代日本における信用・不信」  ベルリン日独センター.

2013年4月27日
日本の高齢者問題と働く高齢者. ベルリン自由大学 東アジア研究所日本学科  第三回日本学学生発表会.

2013年1月2日
ジェンダーとWell-being ‐男女共同参画社会における健康増進‐. 神戸大学学術ウィークス  神戸大学.

略 歴


2017年4月~
ドイツ日本研究所奨学生

2016年10月~2016年12月
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 客員研究員

2016年4月~
ハンブルク大学アジア・アフリカ研究科 日本学専攻 博士課程

2015年10月~2016年9月
ハンブルク大学日本学研究科 非常勤講師

2013年10月~2014年3月
広島大学大学院教育学研究科 留学

2012年10月~2015年9月
ハンブルク大学アジア・アフリカ研究科 日本学専攻 修士課程

2011年10月~2012年3月
広島大学総合科学部 留学

2008年10月~2012年7月
ハンブルク大学アジア・アフリカ研究所日本学科 学士課程