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Deutsches Institut für Japanstudien

現代日本の地域における伝統の伝承 -幸福の所在

「伝統」という概念とその伝承は現在に至るまで堅剛な構造であり、権威的で硬直したイメージが普及していた。近年より柔軟した解釈が台頭しつつあるが、マクロ構造への焦点の結果として、伝統が個人にどのような影響を与え、個人による伝統の多義にわたる意味については今もほとんど注目されていない。一方で、文化人類学において「幸福」というテーマはこれまでほとんど扱われていない。以上のことを踏まえ、本研究では、伝統の維持と伝承が保存会会員にとって幸福とどのように繋がっているかという点に焦点を当て、地方の伝統保存会に幸福がどのような役割を果たしているかの解明を試みる。特に伝承の過程における幸福の形成を分析し、伝統の伝承と幸福の因果関係を考察する。主要な研究方法はエスノグラフィーである。

スタッフ

前のスタッフ

スザンネ・クリーン
文化人類学

Completed Projects

幸福の所在―その変容と持続

主要著作

記事・論文

2012
[Fakultät für Ostasienwissenschaften der Ruhr-Universität Bochum] Von heiligen Bäumen, ritueller Trunkenheit und kollektiver Efferveszenz: Das Waldfest von Fuse
In: Fakultät für Ostasienwissenschaften der Ruhr-Universität Bochum (編) Bochumer Jahrbuch zur Ostasienforschung. 35 (2011). pp. 179-192.

ワーキングペーパー

2010
[スザンネ・クリーン] Bullfighting in Oki: Source of Comprehensive Subjective Well-Being? Tradition, Social Interaction and Personal ikigai. ワーキングペーパー ・ 報告書. Tokyo: Deutsches Institut für Japanstudien. 35 p.