レーワイ洵子

ろう者学科・手話通訳学科
2025年3月
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レーワイ洵子はウィーン大学とモスクワ国立大学でドイツ語、ロシア語、日本語の通訳を学びました。修士論文では、日本の手話通訳者の訓練と実践について研究し、短期間日本に滞在しました。修士論文に基づき、ベルリン・フンボルト大学で「日本におけるろう手話通訳者と聴手話通訳者の異文化仲介」という学位論文のプロジェクトを立ち上げました。
本研究プロジェクトでは、ろう通訳者と聴通訳者の通訳方法、手話の選択、ニュアンス、問題解決方法などの違いや共通点、様々なろう手話使用者のニーズにどのように通訳を適応させているかを調べます。会議、法廷、心理療法、メディアなどの場面での通訳を分析します。
DIJでの研究滞在中、レーワイ洵子は裁判と心理療法の分野で実験的シミュレーションを実行し、専門家にインタビューを行い、データの分析を開始します。