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Deutsches Institut für Japanstudien
Book Project: Humans and Machines in Medical Contexts in Japan
© Palgrave Macmillan

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Book Project: Humans and Machines in Medical Contexts in Japan

プロジェクト期間: 2017年〜

共同研究パートナー: 佐々木香織教授

本プロジェクトはある特定の現場において、医療という文脈に置かれた社会的そして技術的な設定が、どのようにして多様で異なる結びつきを体系化していくのかを探究する書籍を作り出すものである。ここでは日本に焦点をあて、当該現場が向き合ってきた課題、すなわち(A)ヒロシマ、ナガサキ、フクシマの被爆・被曝体験、(B)医療における患者の安全性、又は病院における終末期医療やハイテク医療、(C)医療技術のイノベーションと普及、(D)新奇医療機器の開発やその臨床試験の評価、といったものを扱う9つの事例研究から、その探究を進める。各章の事例研究は、医療という設定の中で形成された人間と機器のあり方を、そこに付与された意味論的、実用的、制度的、或いは歴史的な文脈に関連付けていく。なお事例研究に入る前に、医療という文脈に置かれた人間と機器に関する論考に有用と思われるさまざまな科学技術社会論を紹介するが、それは研究対象となる日本における特定の現場というものを明らかにする一例にもなるだろう。きわめて学際的な手法を採用することにより、本プロジェクトの成果物、すなわち完成した書籍を通読すれば、それぞれの事例研究から導き出される多種多様な知見を超えた優れた識見をもたらすことになるだろう。そのため医療という場における社会的そして技術的設定に関して、学術的な議論を(近接する学術領域を含めて)豊かに発展させていくことが期待されている。この著作はしたがって学者、政策立案者、学生、そして医師、看護師と言った医療機器を使用する医療従事者や機器の開発から保守点検などを担う技術者と言った医療機器に職業的に接する人々といった幅広い読者層を想定しており、学術領域としても多様な背景、例えば科学技術社会論(STS)、医療人文学、社会科学、倫理学、法学、商学、イノベーション学、バイオエンジニアリング学、医学、公衆衛生学など、の関心に応えるものである。


イベント

2017年3月31日
ワークショップ
Humans & Machines in Medical Contexts: Case Studies from Japan