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Deutsches Institut für Japanstudien
日本の言語景観

細部

2009, ISBN 978-4-88303-185-6, ¥ 2,100 +税, 三元社, 東京, 206 p. [オーダー]

著者

ペート・バックハウス
フロリアン・クルマス
Shōji, Hiroshi

レビュー

日本の言語景観 毎日新聞 2009年4月12日
p. 10

日本の言語景観

日本の言語景観


「言語景観」は、公共空間で目にする書き言葉を指している。相当する英語の「linguistic landscape」は、カナダの社会言語学者R. LandryとR.Y. Bourhisが「特定の領域あるいは地域の公共的・商業的表示における言語の可視性と顕著性」と定義する。近年には社会言語学に定着しつつある分野で、世界中に言語景観を対象とした研究が行われている。


本書は日本を中心に言語景観の歴史と現状をさまざまな観点から考察しながら、日本社会の変容を読みとっていくものである。


目次


pp. 9-15

庄司博史、P. バックハウス、F. クルマス
序文:日本の言語景観―西欧化、国際化、そして多民族化


pp. 17-52

庄司博史
多言語化と言語景観―言語景観からなにがみえるか


pp. 53-78

井上史雄
経済言語学からみた言語景観:過去と現在


pp. 79-94

F. クルマス
言語景観と公共圏の起源


pp. 95-122

染谷裕子
言語景観の中の看板表記とその地域差:小田急線沿線の実態調査報告


pp. 123-144

佐渡島紗織、小林良子、齋藤眞美
地下鉄案内板にみるローマ字表記―東京における1999年の実態


pp. 145-170

P. バックハウス
日本の言語景観の行政的背景―東京を事例として


pp. 171-186

山城完治
視覚障害者にとっての言語景観―東京山手線の点字調査から


pp. 187-205

金美善
言語景観における移民言語のあらわれかた-コリアンコミュニティの言語変容を事例に