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Deutsches Institut für Japanstudien

地域の声に聴く:地域におけるコミュニティーメンタルヘルスの課題と可能性

日本における少子高齢化が進む中、大都会及び地方のコミュニティーでは孤独感や孤独死等が深刻な課題になり、特に独居老人を含む単身者の社会的孤立や精神症状が重大な社会問題になっている。これに対して、自治体が福祉サービスを提供し始めているが、NPOやNGOという「第3セクター」がもっとも革新的で活発である。

本研究では、各地域における市民団体・ボランティア団体による「心のケア」(心理社会的(psychosocial)なケア)の活動を対象とし、文献調査並びにフィールド調査を実施する。具体的には、地域に根付いた「住民支え合い型」などの自立支援、すなわち「傾聴ボランティア」や「ふれあいサロン」等の活動はどのような社会的・精神的なサポートを提供しているのか、住民からは各地でどのようなニーズがあるのかを文化人類学的に比較分析する。また、グローバルなメンタルヘルスケアの傾向を日本各地での社会的・心理的な特徴に照らし合わせることによって、日本を含めた世界的なコミュニティーメンタルヘルスの課題と可能性を明らかにすることを目的としている。

このプロジェクトはDIJの研究所プロジェクト「日本の地方自治体の将来は? 多様な課題がもたらすリスクとチャンス」にも関連している。

スタッフ

アイザック・ガーニエ
(Contemporary Japan マネージングエディター、文化人類学)

プロジェクト

日本の地方自治体の将来は? 多様な課題がもたらすリスクとチャンス