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Deutsches Institut für Japanstudien
ケンペルのみたトクガワ・ジャパン

Einzelheiten

1992, 4-8453-8118-4, 2800円(絶版), 六興出版, 294頁

Autoren

Kreiner, Josef
東京

ケンペルのみたトクガワ・ジャパン

ケンペルのみたトクガワ・ジャパン

ドイツ-日本研究所は、ドイツ人による日本研究の礎柱を築いたケンペルの業績を広く日本に紹介するため、ケンペルの来航300年に当たる1990年から1991年にかけて、国際シンポジウム、展覧会(ドイツ人の見た元禄時代-ケンペル展)、講演会などを開催した。
講演会における講演内容は、日本アイ・ビー・エムの雑誌「無限大」(No. 87)に収録されて大きな反響を得たが、本書は同誌に収録された諸論考と展覧会図録に掲載された主要論文、そして新たな書き下ろしの論稿三篇を加えて編纂した。

Inhalt

ハーバーランド・デトレフ
エンゲルベルト・ケンペル( ヨーゼフ・クライナー訳)
p.10-25

Kreiner, Josef; p.26-51
ケンペルとヨーロッパの日本観

クラフト・エーバ
ケンペルの先駆者クライアーとマイスター
p.52-62

大石慎三郎
元禄時代の経済と社会
p.64-74

守屋毅
ケンペルのみた元禄の社会と文化-『日本誌』をよむ-
p.75-96

櫻井哲男
ケンペルが聞いた元禄の音-『日本誌』のサウンドスケープ-
p.97-109

クルーティンク・ハルム
信仰告白時代・魔女狩・早期啓蒙-ヨーロッパ啓蒙主義史におけるケンペルの位置によせて-(ヨーゼフ・クライナー、住谷一彦訳)
p.110-124

永積洋子
17世紀後半の日本とオランダ
p.125-134

芳賀徹
ケンペルと比較文化の眼
p.136-160

Kreiner, Josef; 永積洋子; 田代和生; 中直一;松田清
座談 急浮上した世界のケンペル研究
p.177-222

ブラウン・ユーイン
『日本誌』と英国に伝わるケンペル遺産
p.224-249

オイルシュレーガー・ハンス・ディーター
民族学の立場からみたケンペルの日本コレクション
p.250-257

榊原悟
『諸国名所図会』とケンペル
p.258-267

片桐一男
ケンペルと阿蘭陀通詞今村源右衛門
p.268-286